鉄部錆・腐蝕

錆は、空気に触れた金属の表面に生ずる酸化物です。また、錆が酸素や水分などと酸化還元反応をおこし、更に進行したものが腐食です。特に腐食まで進むと表面に凹凸が出来て反応面積が増大するため、加速度的に進行します。 鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、スズやアルミニウムの白錆など。




鉄が水分や空気中の酸素と反応し、酸化鉄となってしまうためです。



下地補修(鉄部面の下地処理方法)

@劣化塗膜の除去
劣化塗膜(浮き、ワレ、ハガレ、フクレ)はケレン工具を用いて、入念に除去します。活膜は残してよい。

A錆の除去
鉄部の塗装では最も重要な工程です。錆を残したまま塗装したのでは、いかに良い塗料を使用しても期待通りの性能寿命が 発揮できません。部位によっては異なりますが、ワイヤーブラシ、サンドペーパー による手ケレンや電動工具により錆を十分に除去します。

B清 浄
全面に軽くサンドペーパーを当てウエス等で拭き取ります。ほこり、汚れなど付着物を残したまま塗装しますと密着性が低下します。

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